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第七章 「夜物語」+You Tube+お嬢さん=世界 [原作]

「夜物語」のプロモ-ションビデオを見ている人は

日本の各地だけではなく、ヨーロッパでは

オランダ、ポーランド、フランス、ロシア、ドイツ、イギリス、

アメリカではニューヨーク、ペンシルベニア、カリフォルニアなど、

いつのまにやら世界中に広がっている。

 

原作者の故・パウル・ビーヘルさんのお嬢さん

ビデオクリップの完成をお知らせしたところ、

すぐに感動メールを送ってくれた。 

もしかしたらヨーロッパで見る人が増えたのは

レオニーさんのお陰かもかもしれない。

 

映像をご覧になった感想は、

「素晴らしかったです。素敵でした。

本当に、日本に行って実際の劇場で観たかった。

ご存じのように日本に行くことも考えたのですが、

世界的な経済恐慌で叶いませんでした。

もっと時期の良い時に望みをかけます!

プロモーションビデオを見て、とても、とても感動しました。

このような美しい公演をどうか続けてほしいと思っています。」

 

残念ながら、初演の来日は叶わなかったが、

いつかきっと実現できると信じている。

他にも海外で見守ってくれている友人達から

励ましの言葉をもらった。

帰国した時にぜひ観たいと言ってくれた。

たくさんの人に観て頂きたい作品。

そう思っている。

 

さあ、ようやく2010年の2回目の公演の準備が始まった。

新しいキャストも加わり、楽しみな日々が再び始まる。

いつかオランダでも上演できたら…。

そんな日を夢見ながら、遠くの友人を想った。


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第二章 導かれるままに⑥ [原作]

時間がない。そう感じていた。ビーヘルさんも、私達も。

代理人は解任され、ビーヘルさんのお嬢さんに全てを委任された

上演権交渉が再開され、なにもかも順調に動き始めた。

 

そして・・・ビーヘルさんがお亡くなりになった。

81歳だった。

 

2007年元旦、ビーヘルさんの意志を引き継いだお嬢さんから契約書が送られてきた。

契約書を何度も何度も読み返した。涙がこぼれて仕方なかった。

・・・ありがとう!・・・ビーヘルさん!

 

夜物語」の小人は自分自身だよ、ビーヘルさんは述懐している。

「夜物語」に新しい命を吹き込み、「生きることの素晴らしさ」を多くの方に感じてもらえたら…。

私達は命をかけて惜しみない努力をしよう、固く胸に誓った。

 

徳間書店に足を運んでから1年半後のことであった。


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第二章 導かれるままに⑤ [原作]

ビーヘルさんの代理人との交渉が再会した。だが、進展はない。

そして数ヶ月が経過し、オランダでコンタクトをとってくれる雅樹さんも代理人への信頼を失いかけていた。

日本ではビーヘルさんに何かが起きているのではないか…。大きな不安に包まれていた。

ビーヘルさんの手術は無事終わったと聞いていたが、その後の容態は依然として分からない。

交渉も暗礁に乗り上げたままである。

まるで時間が止まったような感覚。

 

羽鳥さんはビーヘルさんのご家族にお見舞いの手紙を送った。

そして数ヶ月が経過。

完全ストップ。

あきらめるべきか、否か。悩んだ。

ビーヘルさんのご容態は?

 

その頃、オランダでは雅樹さんがビーヘルさんのご自宅に電話を入れていた。

その時、奇跡が起きた。

信じられないことだが、ビーヘルさんが電話口に出られたのだ。

代理人を通じて既に契約が取り交わされていると思っていたビーヘルさんは驚き、そして全てを理解した。


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第二章 導かれるままに④ [原作]

大きな変化が訪れた。原作者であるパウル・ビーヘルさんの近況を知ることが出来た。

なんてことだろう・・・。重い病気と闘っていた…。

お話しすることもままならないと聞き、本田さんが作曲した「夜物語」のCDと日本語で書かれている台本をビーヘルさんにお送りした。

音楽だけでも聴いてもらえたら・・・・本当なら日本で舞台を観て頂きたいと思っていた・・・。

 

それから程無くして、CDを聴いて下さったというお手紙を頂いた。ご本人の署名入りだ!!!

 

音楽に造詣の深い方だとお聞きしていただけに、「夜物語」の曲を気に入ってくださったことを知り・・・言葉にはならない感動を覚えた。。。

涙が止まらない。

お手紙の文字を見つめながら、羽鳥さんと共に祈っていた。どうか回復されますように…。


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第一章 導かれるままに③ [原作]

野坂悦子さん。オランダや英語の児童文学を翻訳されている素敵な女性だ。                                                                                   と言ってもここだけの話、私はまだお会いしたことがない。                                                                                     羽鳥さんから聞いた彼女の印象と電話でお話しした時の柔らかな声が合体し、悦子さん像がぼんやりと浮かんでいるだけだ。

「パウル・ビーヘルさんの代理人との交渉が進まず、頭を抱えています」と羽鳥さんが切り出した。 

すると、なんと!

「もうすぐヨーロッパへの出張があり、オランダにも寄ります」と野坂さんが切り出した…(息を呑む羽鳥さん)。

しかもビーヘルさんの誕生日が近いことも・・・・教えてくれた!

羽鳥さんから電話をもらった時は背中に電流が走った。「夜物語」の上演をしなさい!と誰かが私達を応援してくれている。

力が沸いた。戻ってきた羽鳥さんと手を取り合い、小躍り…した。

野坂さんからの力強いサポートがどれほど羽鳥さんに勇気を与えたか…。

野坂さん、この場を借りて、お礼を言わせてください。

「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す!」

徳間書店を訪ねてから9ヶ月目の転機だった。


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第一章 導かれるままに② [原作]

オランダの出版社からご紹介を受けた代理人の方との折衝がはじまった…順調にいく!と思っていた。だが待てど暮らせど返事が来ない。

仕方なくオランダ在住の島川雅樹さんに、代理人と直接連絡をとってもらうことをお願いした。                                         雅樹さんはコンピュータ関係の仕事をしながら、クラシックのコンサートに演奏者としても参加する多才な若者だ。

羽鳥さんと雅樹さんとのメールのやりとりが始まった。

時差があるので返事をもらう時間がとても長く感じる。。

そんな中でようやく代理人と接触。「すぐお返事を」と言ったきり・・・・・

連絡が途絶えた。。。

・・・・空白・・・・

・・・・空白・・・・

雅樹さんが何度コンタクトをとっても交渉は遅々として進まない。

打開策を見出すために羽鳥さんは「夜物語」の翻訳者・野坂悦子さんに会うことを決めた。


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第一章 導かれるままに① [原作]

「夜物語」の原作使用の問題で、羽鳥さんが徳間書店に足を運んだ。そして日本著作権輸出センターからオランダに問い合わせてもらったところ、回答がなかなか来ない。

なしのつぶて…交渉の道が途切れてしまった……。そうあきらめかけた時…思い出した!身近にオランダとつながりのある人を。

以前、コンピューターグラフィックス関係の仕事をしていた時、同じ職場で知り合ったピアニストの女性。島川さん。ご家族が音楽一家で、オランダで暮らしていたことがあった。帰国後も、彼の地での生活が気に入り、息子さんが再び留学。今もオランダで暮らしていると聞いていた。                                                                                           

早速彼女に電話してみると、息子の雅樹さんに連絡をとってくれるという。

どんな取っ掛かりでもいい、あたって砕けろ!


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序章 始まりは図書館③ [原作]

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オランダの児童文学に与えられる最高の賞「金の石筆賞」受賞作。

原作 パウル・ビーヘル  翻訳 野坂悦子  挿絵 小笠原まき  出版社 徳間書店

ミュージカル化するにあたり、原作使用の上演権交渉が始まった。                                      それは徳間書店でも著作権協会でもなく

オランダ…だった(溜息)。

                                                                                                   


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序章 始まりは図書館② [原作]

6年前と言えば、羽鳥さんが四季にまだ所属していた。多忙を極めていたが、気に入った題材に出合った時はシノプシスを書き、いつでも脚本を書ける状態にしていた。

半年も経った頃だろうか。再度アタックした。ミュージカル化しにくいものほどやりがいがある!とか何とか言って。返事は返ってこない…。                                                                          それからまもなく、四季のファミリーミュージカルの作品を検討する時期がやってきた。これはチャンス!とばかり、脚本にしてみたら~再び図書館で借りておいた「夜物語」をそっと渡した。

数週間もした頃か、プリントアウトされた脚本を頂いた。一観客として読む。涙がこぼれてしまった。細かい部分での改善点はあったものの、貫かれている筋に感動して泣いてしまった。ストーリーを明確にするために不要な部分をバッサリと切るのはどれほどの勇気がいるか…。長い道のりの始まりだった。


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序章 始まりは図書館① [原作]

ミュージカルに出来ないか。ひょんなことからあざみ野の山内図書館で「夜物語」と出合った。数ある本の中で何故この本が目に止まったのか。表題の不思議さか…思わず本を手にした。そして最初の数ページを読み、そのまま借りてしまった。ミュージカルにするには入り組んだ話で複雑。「ハリーポッター」のような派手さもない。でも何となく心惹かれる。

羽鳥さんの手にかかったら、深いテーマを汲み上げ、話を膨らませて難なく脚本にしてしまうかも。期待に胸を膨らまし、お願いしてみた。

最初の感想「ミュージカルにするのはちょっと難しいかな~」、「ミュージカルね~…う~ん……」と羽鳥さん。

やっぱりダメか~。難しいよね。でもまたさりげなく頼んでみよう。


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