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第四章 実寸稽古~外部の稽古場を借りる [振付]

前進座劇場はかなり舞台が広い。

実寸稽古をしないと、とてもじゃないが、体に入らない。

ということで、羽鳥塾スタジオから離れて、

外部の広い稽古場での振付が始まった。

 

費用を抑えるため、公共施設の抽選やら、おこぼれを探す。

200㎡以上の広さに、ピアノと音響設備が整った場所をとるのは大変。

しかも駅から徒歩圏のところは大抵埋まっている。

だから駅からバス利用の、真新しい場所を

毎週のように借りることになった。

 

その1日はというと、図面を見ながら、道具やバトンの位置を

確認し、床に影響のないビニールテープを貼る作業から開始。

いわゆるバミリ。

 

そしてシーンのメンバーを集めての振付稽古開始。

ダブルの人はそれを必死に追いかける。

他のメンバーも休む暇はない。

待ち時間にボーッとしている人は間違いなく取り残される。

最後は全員でテープをはがし、床掃除をしてフィニッシュ。

借りた場所をきれいにお返しするのが俳優の務めだ。

広い稽古場で芝居をすると、みんな伸び伸びとして、

良い所がたくさん出る。

 


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第三章 振付家と演出家 [振付]

1幕から2幕まで、おおよその振付けが終了した。

あとは舞台装置が具体的になるのを待って、出入りや大雑把なステージングを決めていく。

 

ミュージカルでのステージングは演出家との緊密な打ち合わせで決まる。

振付家は演出家の意図を汲みながら、振付けをしているのだ。

その振付けは俳優たちが考えてきた動きから多くの刺激を受けて、産まれる場合がある。

だから「動ける」俳優でいるにはどうしたら良いのかを考えないといけない。

そして演出家は舞台の構図にしっかりとはまるように、振付家に注文をつける。

つまり台本を読めない人、起こせない人は振付家にはなれない。

もちろん作曲家、編曲家、美術家、照明家、音響、衣装デザイナーもだが。

言い換えれば、ある程度演出的センスを持っていないと、どの分野でも一線ではやっていけない。

作品の魅力を最大限に引き出すクリエイティブな力が創作スタッフには求められる。

 


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第一章 振付けと豊かな表情 [振付]

7月に入りいよいよ振付けが始まった。毎週のように歌の直しが行われていたが、松永さんは本読み稽古を見て、振付けイメージを頭で描きながらいつも体を動かしている。笑顔であったり、怖い顔であったりと、登場人物になりきって手足を動かしている。

実はそれを見ているのも楽しみのひとつ(笑)。豊かな表情は人の心を豊かにしてくれる。

ミュージカルはオペラ同様、総合芸術だ。各分野の人が集まり、ひとつの舞台を創り上げていく。創造性をもったスタッフが何人も加わり、形になっていく。最終的にはどのくらいの人数になるのか、今の段階では予想がつかない。ボランティア精神の溢れた方が少しずつ集まってきてくれている。本当にありがたい。

楽譜の差し替えがひと段落つくと、俳優の勉強も濃密になっていく。1人で何役もこなしているので、振りも歌も大変だ。でもこのやり方は初級Ⅰの頃から変わらないスタイルだ。

舞台に立つのは俳優である。夏の終わりには俳優への指導が更に深くなっていく。毎週指導されたことをこなしていかないとついて来れなくなる人も出てくるかもしれない。何とか乗り越えて欲しい。


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